2021-09-27

昆虫食学園 ビジョン2021開校!~虫を食べる4人の先生~

サイエンスアゴラ2021で「昆虫食学園」と題して、4人の昆虫と昆虫食の専門家(カイコ先生、イモムシ先生、カマキリ先生、カナブン先生)による昆虫食を学べるイベントを開催します!
昆虫食の知識だけでなく、昆虫食を通じて地域おこしや日本の伝統食文化、生物多様性や環境、SDGsなど様々なことを学べます。また、参加者がQ&Aコーナーや参加者が主体となった交流会(学級会)も実施します。
現在、サイエンスアゴラのお申込みフォームから予約受付中です。
是非お申し込み下さい!

【概要】
日時:11月3日(水)文化の日 15:00~17:00
会場:オンラインで開催(ZOOM)
事前登録制&無料
詳細https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2021/session/03-d15.html
お申込み先https://form.jst.go.jp/enquetes/agora2021_03-d15
スケジュール:

15:00昆虫食学園開校のご挨拶
15:05【カイコ先生】田中寛人 いなか伝承社 代表
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◆プロフィール:専門は、地域資源の掘り起こしや可視化による地域おこし支援。そこにしか無い価値を探しだし、見える化(体験プログラム化、商品化、動画制作)して、わざわざ来たくなる仕掛けづくりを各地で行う。国産昆虫食の普及や和の薬草の普及も行っている。中小企業庁登録専門家。
◆授業テーマ:「昆虫の多様性に重ね合わせる農山村の自然とその先」
◆概略:昆虫食の過去と現在、農山村の過去と現在を比べながら、これからの農山村の生き残り方を考えます。
15:20【イモムシ先生】松井崇 ㈱昆虫食のentomo 代表取締役
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◆プロフィール:専門は、現代人が失った「野生の力」を取り戻す食生活の研究と昆虫食。来年「いもむしゴロゴロカレー」販売予定。11月末に共著『代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み』出版予定。
三宅恒方氏『食用及薬用昆虫に関する調査』と梅村甚太郎氏『昆虫本草』の現代語訳をKindle出版予定。
◆授業テーマ:「温故知新、日本の伝統的な昆虫食文化を学ぼう!」
◆概要:大正8年の三宅恒方氏『食用及薬用昆虫に関する調査』によると、全国で食用として55種類、薬用昆虫(漢方)として123種類もの昆虫が食べられていました。本授業では、これらの日本の伝統的な昆虫食文化を紹介し、歴史から学ぶ今後の昆虫食の未来についてお話しします。
15:35【Q&Aコーナー】カイコ先生とイモムシ先生に質問しよう!
15:45【カマキリ先生】渡部 宏 昆虫科学研究センターISRC代表・帝塚山大学非常勤講師
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◆プロフィール:専門は行動生態学。「カマキリの適応的な行動戦略」で博士(農学)を取得。気象予報士の資格も有し、5年前に昆虫や気象に関する子供教室を開校。オンライン講座でも全国展開中。
テレビやラジオ出演、映画の撮影協力、雑誌の執筆等メディア演出にも多数協力中。
◆授業テーマ:「昆虫の多様性から考慮すべき昆虫食の未来」
◆概要:昆虫食の多様性に伴う環境リスクやSDGsとの関係性についてお話をさせていただきます。
16:00【カナブン先生】松井 欣也 東大阪大学短期大学部 実践食物学科 教授
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◆プロフィール:専門は給食管理、重症心身障害児(者)の栄養管理。研究テーマは未来食材としての昆虫食、災害時の栄養管理。著書に『災害時こそ昆虫食』、共著論文『食用昆虫の味と香り』など。
◆授業テーマ・概要:食用昆虫の栄養と食べる際の注意点、食用昆虫の未来について説明します。
16:15【Q&Aコーナー】カマキリ先生とカナブン先生に質問しよう!また4人の先生に聞いてみたいことも募集!
16:30【学級会(交流会)】
授業後に学級会と題して、参加者が主体となった交流会を実施します。参加者が主体となって、様々な議題や意見を募集します。ZOOM設定は参加者のみの非公開設定ですので、安心してご参加くださいね。





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